不安をなくそう!下肢静脈瘤のやさしい解説まとめ

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痛い

ここでは下肢静脈瘤になって痛みを伴う場合に考えられる合併症やその他に足の痛みの原因となる病気について解説しています。

痛みがある場合は血栓性静脈炎の可能性大

下肢静脈瘤は長時間の立ち仕事の後に痛みを感じることはあっても、一般的には強い痛みを起こす疾患ではありません

足が痛いという症状が強い時は別の病気の可能性が高いですが、明らかに下肢静脈瘤になっていて足の痛みを伴う場合は合併症として血栓性静脈炎を起こしていることが考えられます。

血栓性静脈炎は静脈瘤の中に血の固まり(血栓)できて血管の内壁に炎症が起きてしまうことを言います。静脈瘤が赤く腫れて痛くなり、場合によっては熱が出ることもあります

血栓性静脈炎は、治療による静脈カテーテルや静脈注射を静脈内に長期間入れたままにするのが原因となることが多いのですが、静脈瘤によって静脈内膜が拡張して静脈圧が上がることで炎症が起きる場合もあります。

炎症のあるなしで厳密には静脈血栓症と区別されるものですが、血栓により炎症を伴うことが多いため同じ意味で使用されることが多くなっています。

一般的には表在静脈の血栓症のことを血栓性静脈炎、深部静脈に起こるものを深部静脈血栓症と呼んでいます。

足に痛みを感じる血管の病気とは

足に痛みを感じる血管の病気としては下肢静脈瘤の合併症で起きる血栓性静脈炎以外に以下のようなものがあります。

閉塞性動脈硬化症

歩くと腿やふくらはぎが痛いという場合は閉塞性動脈硬化症になっている可能性があります。簡単に言うと足の血管に生じる動脈硬化のことで、血管が狭くなったり詰まったりします。放っておくと脚に潰瘍ができて壊死してしまい足の切断を余儀なくされるケースもあります。

急性動脈閉塞症

閉塞性動脈硬化症は徐々に進行していきますが、急に下肢動脈が詰まってしまう病気が急性動脈閉塞症です。心臓にできた血栓が下肢動脈に流れ詰まるケースが多く、足の痛みの他に脱力、麻痺、色調変化などの症状が出ます。緊急で血栓を取り除く手術を行う必要があるためできるだけ早めの受診が望まれます。

この他に、血管とは関係なく足に痛みを生じさせる病気としては坐骨神経痛、腰部脊椎管狭窄症、強直性脊椎炎、腰椎椎間板ヘルニアなどがあります。

足の痛みは何らかの原因で下肢の神経を圧迫していたり、血栓が静脈や動脈に詰まり血流不全を起こしているといったことが考えられます。重大な病気が隠れていることも多いので、早めに病院に行って治療を受けることをおすすめします。