不安をなくそう!下肢静脈瘤のやさしい解説まとめ

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予防法を知る

ここでは下肢静脈瘤にならないために日常で注意したいことや予防法について解説しています。

下肢静脈瘤の予防のために心がけたいこと

下肢静脈瘤は30~50代の女性に多く発症し、長時間の立ち仕事をしている人や血縁に下肢静脈瘤の人がいる場合に起きやすいと言われています。

こうした条件に該当する人でも、発症する危険性を低くする生活習慣や予防法を実行することで下肢静脈瘤になりにくくすることは可能です。

適度な運動をする

体を動かして、適度な運動をすると血流がよくなり足の筋力を高めることになるので下肢静脈瘤を防止することにつながります。

長時間立ったままの姿勢を続けていたり、座ったまま動かないでいると血液が足にうっ滞してしまいます。これを解消するには意識的に姿勢を変えたり足を動かすしかありません。

特に下から上へと血液を押し上げるポンプの役割を持つふくらはぎの筋肉を動かして、機能させるように心がけることが下肢静脈瘤の予防になります。

弾性ストッキングの活用

弾性ストッキングは下肢静脈瘤の治療で圧迫療法にも用いられているものです。足首の部分がもっとも圧迫圧が高くふくらはぎ、太ももまで上に行くほど圧迫圧が低くなる構造になっています。

したがって弾性ストッキングを着用すると足の静脈の血液が下から上に流れやすくなります。つまり下肢静脈瘤の原因となる足の血液のうっ滞を防ぐことになるのです。

下肢静脈瘤予防のために運動をしたくてもなかなか時間がないという場合は、弾性ストッキングを日常的に使い続けるのがよいでしょう。

締め付けの強い下着・ハイヒールの着用を避ける

ガードルなど締め付けの強い下着を着けると、足の血流を妨げて静脈血がうっ血して下肢静脈瘤の原因となることがあります。

こうした下着は使用しないのが一番ですが、もし着用する場合は太ももや股関節の周りの締め付けが弱いものを選ぶようにしましょう。

また、ハイヒールを履くとふくらはぎの筋肉をしっかり使わずに歩くことになり、血液の循環が悪くなるので、できるだけスニーカーなどヒールの低い靴を履いて歩くようにするとよいです。

サルコぺニア予防

サルコペニアとは加齢や過度なダイエットなどにより筋肉量が減ることで、筋力または身体能力の低下をもたらす老年症候群のことです。

筋肉の量は30代をピークにして、その後は徐々に減っていくと言われています。こうした加齢によるサルコペニアは避けることは難しいですが、だからと言って筋力の維持を意識しないでいるとますます衰えに拍車がかかることになります。

筋力の低下は足から心臓へ血液を戻す力も弱くしてしまい、下肢静脈瘤を発症する危険度を高めることになります。ある程度の年齢になったら積極的に筋肉を鍛えることを心がけることが重要です。