不安をなくそう!下肢静脈瘤のやさしい解説まとめ

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クモの巣状・網目状静脈瘤

ここでは網目状静脈瘤とクモの巣状静脈瘤の特長や原因、治療法について解説しています。

網目状静脈瘤やクモの巣状静脈瘤の症状・原因と治療法

皮下すぐのところにある細い静脈に起こる静脈瘤としては、網目状静脈瘤とクモの巣状静脈瘤の2種類があります。

網目のように青色に浮き上がってみえるのが網目状静脈瘤で、それよりもさらに細い血管がクモの巣のように放射状に広がって見えるのがクモの巣状静脈瘤です。

症状・原因

網目状静脈瘤、クモの巣状静脈瘤は両方ともぼこぼこと血管が隆起することはありませんが、赤や青の血管の静脈瘤が広範囲に拡がります。

どちらも早期の治療が望まれますが、最初は異変に気がつかないことも多く、見た目や足のだるさ・疲労感から治療を受けるケースが多くなっています。

網目状静脈瘤は膝の裏側に起こることが多く、直径2~3mmの静脈が拡張してできた静脈瘤です。一方、クモの巣状静脈瘤は太ももやふくらはぎ、膝裏などにできやすく直径1mm以下のとても細い静脈に起きる静脈瘤です。

網目状静脈瘤とクモの巣状静脈瘤は見た目は似ています。青または紫色の血管が網を広げたような模様になるのが網目状静脈瘤で、網目状に比べるともっと広範囲でクモの巣のように見えるのがクモの巣状静脈瘤です。

共通して言えるのは、どちらも細い静脈の血管の逆流防止弁が壊れて起きるものなので、静脈弁や静脈を治療する必要があるということです。

主な治療法

網目状静脈瘤、クモの巣状静脈瘤の治療法としては以下のものが採用されています。

  • 硬化療法
    網目状静脈瘤やクモの巣状静脈瘤の治療として一般的に行われるのは、症状のある静脈に硬化剤を注入して下肢静脈瘤をつぶしてしまう硬化療法です。硬化剤には糊のような働きがあり、血液が流れにくくなった血管は徐々に小さくなって下肢静脈瘤ごと消えます。注射だけで済むので体への負担も少ないのが特長です。
  • レーザー硬化療法
    血管内レーザー焼灼術とは違って、体の外側からレーザーを照射して静脈瘤を閉塞させる治療法です。通常の硬化療法では難しい細かい静脈瘤を効果的に治療できるのが特長で、メスも使用せずに30分程度で済むため合併症のリスクや体への負担は少ないというメリットがあります。但し、保険対象外なので自費診療になります。