不安をなくそう!下肢静脈瘤のやさしい解説まとめ

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下肢静脈瘤の手術治療にかんする基本知識

ここでは、下肢静脈瘤の手術治療について知っておきたい基礎知識について紹介しています。

下肢静脈瘤の手術は基本的に日帰りで保険適用

下肢静脈瘤の治療で現在行なわれている主な手術には、高位結紮・ストリッピング・レーザー・ラジオ波があります。

10年位前までは下肢静脈瘤の手術というとストリッピング(瘤のある静脈を引き抜いてしまう手術)が主流で、全身麻酔により1週間程度の入院が必要でしたが、今ではストリッピングも含め日帰りでの治療が可能になっています。

手術を行なっても、生命に関わるほどの合併症や後遺症が起きる心配はほとんどありません。治療法によっては色素沈着や皮下出血、知覚神経障害が起こることがありますが、時間の経過とともになくなります。

気になる手術費用ですが、一部の最新式レーザーを除いては基本的に保険が適用になり入院を必要とすることもないため、どの手術を選んだとしても3割負担で10万円を超えることはほぼありません。

どの手術で治療が行なわれるかについては、下肢静脈瘤の症状や患者の希望によっても変わります。近年は合併症になるリスクが少なく、傷跡もほとんど残らない、体への負担も少ないということからレーザー治療が主流になりつつあります。

手術の流れは非常にシンプルで、術前に超音波検査とマーキングを行なって手術開始となります。手術時間はストリッピングでも日帰り手術なら1時間、レーザー手術なら30~40分程度で終了。術後に休憩をとった後に歩いて帰ることができます。

手術をしてすぐに日常生活に戻ることができますが、合併症予防のためにアフターケアは必要です。弾性包帯や弾性ストッキングなどをしばらく着用する圧迫療法を行なうことになります。

各手術の治療内容や費用相場、手術後のケアについてはさらに詳しく解説しています。手術を受けた方の体験談なども集めて紹介していますので、これから下肢静脈瘤の治療を受けようと考えている方は参考にしていただければ幸いです。

手術の種類

  • 高位結紮…静脈瘤が起きている静脈を高い位置で縛り付け、血液の逆流を止める手術です。
  • ストリッピング…血管内にワイヤーを通して発生している静脈瘤の静脈ごと引き抜く手術です。
  • レーザー…血管内にファイバーを挿入し、内側からレーザーを照射して焼くことで塞ぐ手術です。
  • ラジオ波…血管内に金属カテーテルを入れラジオ波の熱により静脈を閉塞させる手術です。

下肢静脈瘤の治療は、最新式の機械を用いたレーザー治療以外は、基本的に保険適用です。手術時間でいえば、麻酔は局所麻酔がほとんどであり、レーザーなら30分程度、ストリッピングなら1時間程度です。

後遺症の有無

下肢静脈瘤の手術においては、致命的となる後遺症や合併症の危険性は現在ほとんどありません。

費用相場

日帰り手術ですので、ほとんどの手術は10万円以内で受けることができます。4種類の手術の中で、高位結紮が最も安くなる傾向が高いです。

大まかな流れ

まず、超音波エコー検査などで、術前検査を行ないます。その後、手術部位のマーキングを行ない、麻酔をして手術開始です。手術後はしばらく休憩をして帰宅という流れになります。

手術後のケアについて

手術当日は、シャワーや入浴は禁止となります。その後は、手術によって異なります。食事について制限はありませんが、飲酒は禁止です。スポーツは手術の種類によって異なりますので、 医師に確認することをお勧めします。