不安をなくそう!下肢静脈瘤のやさしい解説まとめ

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手術後ケアについて

ここでは下肢静脈瘤の手術後ケアについて解説。どのようなことに注意すべきか説明しています。

気をつけたい術後のアフターケア

下肢静脈瘤の手術のほとんどは日帰りで終了し、すぐに日常生活に戻ることができますが合併症予防のためにはアフターケアが重要になります。制限はそれほど多くはないですが、以下の点に注意しましょう。

食事・飲酒

治療後3日間は飲酒を控えるようにします。お酒の影響で痛みが強くなったり、脱水により血栓症を起こしやすくなるからです。

通常の食事に関しては特に食べていけないものなどの制限はありませんので、あまり気にする必要はありません。

シャワー・入浴

シャワーや入浴はどのような手術の場合でも当日は禁止となります。その後は受けた治療法によって異なります。

硬化療法の場合は翌日からシャワーが可能で、2~3日後から入浴もできるようになります。但し、足を温めすぎると血管に悪影響が出やすいので1週間くらいは控えめにします。

高位結紮やストリッピング術の場合は、通常3~4日目からシャワー、5~6日目から入浴が可能になります。

レーザー治療を受けた場合は翌日からシャワーが可能になり、2日目から入浴ができるようになります。クリニックによっては3日目から入浴という場合もありますので医師の指示に従ってください。

運動・スポーツ

動きの激しい競技スポーツ(テニス・卓球・バドミントンなど)やダンス、ジョギングは治療後2週間程度は控えるようにします。また下肢の筋力トレーニングは1ヶ月程度は行わないようにしなければなりません。

基本的に日常生活は制限されることはないので、家事や買い物、散歩、ウォーキングなどは翌日から大丈夫です。

手術というとしばらく安静にした方がよいイメージがありますが、むしろ適度に運動した方が下半身の血行を促すことになるので積極的に動くことをおすすめします。

圧迫療法

弾性包帯や弾性ストッキングなどの圧迫療法は、下肢静脈瘤を発症した際に症状を軽減させるために行われることがありますが、手術後のアフターケアでも用いられます。

手術後は1ヶ月間、硬化療法後は1週間くらい圧迫療法を続けて合併症の予防をします。

特に硬化療法を受けた場合に重要と言われており、術後にしっかり圧迫を行っておかないと、静脈瘤の部分に血液が流れ込んで再び逆流が起こる可能性があります。

レーザー治療後も血管をしっかりと閉じさせるために必要です。術後5~6日間くらいは終日弾性ストッキングを着用し、7日目から日中のみの着用になります。