不安をなくそう!下肢静脈瘤のやさしい解説まとめ

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手術以外の選択~下肢静脈瘤の治療法~

ここでは、手術をする以外に下肢静脈瘤の治療法としてどのようなものがあるのかを紹介しています。

下肢静脈瘤の手術以外の治療方法について

下肢静脈瘤を治療するためには、基本的にストリッピングやレーザー治療などの手術が必要になります。

但し、比較的軽症の場合や、進行を遅らせる目的で以下のような手術以外の治療法が適用される場合もあります。

理学療法(運動療法)

下肢静脈瘤の進行を遅らせる目的で行われるものです。ウォーキングや水泳など体を動かすことで、血流が改善して足がだるい・重いといった症状を軽減させることができます。中等以上の静脈瘤の場合は別の治療法が選択されます。

弾性ストッキング

圧迫療法の一つで、足全体を段階的に圧迫するよう設計されたストッキングにより静脈の血液の逆流を抑えて下肢静脈瘤の症状を軽減させるものです。下肢静脈瘤そのものが治るわけではないですが、手術後の合併症予防としても利用されます。

硬化療法

静脈に血液を固める薬剤(硬化剤)を注入し、静脈の瘤のある部分を塞ぐという治療法。網目状静脈瘤やクモの巣状静脈瘤など、症状が軽いケースでよく選択されます。ただ、再発率が高いのが欠点で、他の治療法と併用されるケースが多くなっています。

番外・再発の可能性について

医療技術が進歩したため、以前より再発の発生率は少なくなりましたが、全くなくなったわけではありません。手術をしたからといって終わりではなく、その後の日常生活の中でも、下肢静脈瘤にならないようバランスの良い食事をとったり、適度な運動等を心がけることが大事になってきます。仕事を変えるのは難しいので、長時間の立ち仕事の人は、姿勢を変えたり、時には屈伸をしたり、弾力ストッキングを着用して静脈への負担を軽減するなどの工夫が必要です。

以上のような治療法は手術を行わないため、費用がかからず手軽にできるといったメリットがありますが、治療効果があまり期待できなかったり、再発する可能性が高いといったデメリットもあります。

手術を行う・行わないの判断や、どういった治療法を選択するかについては、症状の度合いによって医師と相談して決定されることになります。

ここで説明した手術以外の治療法や下肢静脈瘤の治療を行なった際の再発の可能性についてはさらに詳しく解説していますので、気になる場合はよく読んでさらに理解を深めていただければ幸いです。