不安をなくそう!下肢静脈瘤のやさしい解説まとめ

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履き物について

ここでは下肢静脈瘤の原因となる靴、予防につながる靴など日常で気をつけたい履き物について解説しています。

ハイヒールは下肢静脈瘤の原因になる

靴

下肢静脈瘤に良くない靴の代表的なものにハイヒールがあります。男性に比べると女性の方が発症率が高いのは底の厚い靴を履いている人が多いのが原因とも言われています。

なぜハイヒールが良くないかというと、重心が不安定でバランスが悪くふくらはぎの筋肉をほとんど使わずに歩くようになるからです。

下肢静脈瘤は下肢の静脈弁がうまく機能しなくなって血液が逆流して発症しますが、その原因の一つが運動不足です。

静脈血は筋肉の刺激によって流れていますが、ハイヒールによって筋肉が使われなくなると運動不足状態になります。その結果、筋肉刺激が減って血液を戻すことができず下肢に血液が停滞して弁が壊れてしまうのです。

したがって下肢静脈瘤を予防するため、あるいはすでに血管が浮き出る症状が見られる場合はできるだけハイヒールを履かないようにすることが重要です。

ハイヒールを履く習慣のある人は履かない日を作ったり、どうしてもという場合はヒールが5cm以下のものにしてふくらはぎを使って歩くよう意識することをおすすめします。

ウォーキングシューズで歩くのがおすすめ

ハイヒールとは対照的に下肢静脈瘤の予防に役立つのがウォーキングシューズです。なぜなら歩きやすい上にふくらはぎの筋肉を使いやすくできているからです。

かかとが低ければランニングシューズでもいいのではないかと思われるかもしれませんが、走るために最適に作られているため、歩く時はかえって体への負担が大きくなってしまいます。

同様にハイカットのトレッキングシューズもあまり良くありません。くるぶしを包み込む構造になっているため、長い間歩くと靴擦れやうっ血を起こしたりしてしまうからです。

ウォーキングシューズはかかと部分の衝撃吸収性が高く、歩く際の足の動きや蹴りだす動きを考慮した構造になっています。

歩く時に足や膝、腰への負担が軽く、ふくらはぎの筋肉をしっかり使うためにはウォーキングシューズが最適ということになります。

ウォーキングは血液のうっ滞を防ぐための運動療法の一つとしても推奨されていますので、正しい靴選びでしっかりケアするようにしましょう。