不安をなくそう!下肢静脈瘤のやさしい解説まとめ

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スポーツについて

ここでは下肢静脈瘤の治療を受けている場合、どの程度までスポーツが許されるのかを解説しています。

下肢静脈瘤は運動してはいけない?

運動

下肢静脈瘤になると足の血管がぼこぼこと浮き出るため、動かずにじっとしていた方がよいのではないかと思うかもしれません。

実はそれは全く逆で、動かずに足の筋肉を使わないでいると血流がますます悪くなり、かえって症状を悪化させてしまうことがあります。

したがって、ウォーキングや水泳、足の屈伸運動などは血液のうっ滞を防ぐために行った方がよいのです。

特に水泳は身体が水平になるので心臓に静脈血が戻りやすくなり、浮力と水圧により足の血液循環が改善するため下肢静脈瘤には有効とされています。

また、軽度の下肢静脈瘤では運動療法と言ってふくらはぎなどの足の筋肉を積極的に使うことが推奨されています。血流を改善することで進行を遅らせたり、足がだるい・重いといった症状を改善することができるからです。

この他に、スポーツとは呼べないかもしれませんが、ヨガは下肢静脈瘤によいとされています。中でもスプタ・ヴィラーサナと呼ばれる横になった状態で下半身から腹部を刺激するポーズは効果的です。

激しいスポーツをするのはNG

下肢静脈瘤は安静にするよりむしろ体を動かすことが必要ということは理解できたと思いますが、だからといってどんなスポーツもOKというわけではありません。

スキー、サッカー、テニス、フィットネスマシン、エアロビクス、長距離のランニング・サイクリングなど足を酷使する激しいスポーツは皮下の静脈が拡張して静脈瘤を悪化させてしまうので避けた方がよいでしょう。

なお、下肢静脈瘤の治療でストリッピングなどの手術を受けた場合、歩行は当日可能になりますが、スポーツはだいたい2~3週間後に始めることができるようになります。

術後2週間は長距離の歩行は控えた方がよいですが、その後一ヶ月を過ぎる頃には運動制限はほぼ無くなります。

激しいスポーツを行う場合や足に痛みがあるなどの症状がある場合は、担当医に確認した上で行うことをおすすめします。