カリウム豊富なアボカドで余計な水分を排出。むくみを解消して下肢静脈瘤を予防しましょう。
アボカドは「森のバター」とも呼ばれ、高栄養で口当たりがなめらかなのが特徴です。その栄養価の高さは、ギネスブックに「世界一栄養価の高い果実」とも記されているほどです。アボカド自体には酸味や甘味があまりないため、サラダに入れたり調味料をつけたりして食べられることが多いでしょう。
アボカドは植物性脂肪を多く含んでおり、食べられる部分100g中のエネルギーは187kcalと、ごはん1杯分に相当します。植物性脂肪なので、コレステロールが高くなる心配はなく、むしろ分解してコレステロール値を下げたり、血液をサラサラにしたりする効果も期待できます。
ビタミンEをはじめ、ビタミンA、ビタミンB2、ビタミンCなど各種ビタミンも豊富に含んでいるのが特徴です。
また、アボカドに含まれるカリウムの量は野菜・フルーツのなかでもトップクラスだと言われています。
一般的にカリウムを豊富に含むことで知られるバナナは100gあたり360mgですが、アボカドは720mg。アボカドの方がなんと2倍ものカリウムが含まれています。
また食物繊維も豊富ですので便秘の解消にも効果があります。
下肢静脈瘤とは足の血流の停滞が原因で起こる血管の「こぶ」のこと。血液がたまって静脈が太くなり、その状態が続いて血管に圧力がかかり続けると、血管の壁が耐えきれなくなって傷つき、こぶのようになってしまうのです。
血管にダメージを与える要因のひとつが活性酸素ですが、アボカドに含まれるビタミン類には活性酸素の発生を抑えたり、無毒化したりする作用があると言われています。
同じく血管の負担を大きくするのが悪玉コレステロールで、血液がドロドロになり流れを悪くなる原因に。ここにもアボカドに豊富に含まれているオレイン酸という植物性脂肪がアプローチ。中性脂肪の原因になりにくい一価不飽和脂肪酸の一種で、善玉コレステロールを減らさず悪玉コレステロールだけを減らして血液を流れやすく働きがあるとされます。
また下肢静脈瘤の代表的な症状であるむくみについては、塩分の摂りすぎも大きな原因です。体内の水分を調節するナトリウム、カリウムといった電解質のバランスが崩れることで血管から漏れ出た水分が細胞間にたまり、生じるのが「むくみ」。アボカドに含まれるカリウムを摂取すれば崩れた電解質バランスの回復が促され、同時にカリウムの利尿作用で、余分な水分を排出させる効果も望めます。
オリーブオイル・酢・砂糖大さじ1、レモン汁大さじ小さじ1、乾燥バジル・乾燥オレガノ・粗挽きガーリック二振り、塩コショウ少々を混ぜてドレッシングを作ります。
アボカド・トマト1玉をダイスカットにします。カマンベールチーズを放射状にカットします。
ボウルに具材を入れ、ドレッシングを和えれば出来上がりです。
パスタを茹でます。アボカドを食べやすい大きさに切ります。
エリンギを食べやすい大きさに裂いて、しめじは石づきを切ってばらしておきます。
ニンニクをみじん切りにして、オリーブオイルを敷いたフライパンで炒めます。
鯖の水煮とエリンギを加えて少ししたらしめじも加えます。火が通ったらみりん、しょうゆを追加します。
アボカドとパスタを先に作った具材と合わせて、お皿に盛ったら完成です。
冷凍ムキエビを解凍しておきます。ニンニクをスライスして鷹の爪を輪切りにし、スキレット鍋に並べます。
豆腐をスプーンで一口大に救って鍋に入れ、お好みでシメジやエリンギなどのキノコ類を入れます。
アボカドをサイコロ状にカットして鍋に入れ、オリーブオイルを鍋の7分目まで入れて中火にかけます。
沸騰してきたらムキエビを鍋に入れます。3分程沸騰させたら完成です。
クセの少ないアボカドはどんな料理にもよく合います。
今では店頭で1玉数百円から手に入れられるので毎日の食事にうまく取り入れていきましょう。
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