不安をなくそう!下肢静脈瘤のやさしい解説まとめ

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しょうが

しょうがの特有成分ショウガオールとジンゲロールの力で血行促進&代謝アップが期待できます。

下肢静脈瘤に効果的なしょうがとは

東南アジアを原産地とする、強い香りと独特の辛みが特徴の生姜(しょうが)。

生姜は大きく三種類に分類され、最もよく目にするごつごつした塊茎(かいけい)部分を「根しょうが」、塊茎部分が小指程度の大きさの状態で葉がついたまま収穫したものを「葉つきしょうが」、光を当てずに軟化栽培し葉がついた状態で収穫したものを「芽しょうが」といいます。

しょうがは中国で漢方として古くから用いられており、生のものを生姜(しょうきょう)、乾燥したものを乾姜(かんきょう)と呼んでいます。

しょうがは健胃作用や新陳代謝促進などが期待できますが、加熱の有無によって効果が違います。

生のしょうがは辛み成分のジンゲロールがありめぐりを良くして一次的に発汗作用もあります。

加熱するとジンゲロールの一部がショウガオールに変化します。

体温を温める効果がより高くなるので、冷え性の方はスープなど加熱して食べるのがおすすめです。

また食物繊維も豊富なのでデトックス効果もあります。

下肢静脈瘤に効果的なしょうがの働き

血流の改善

下肢静脈瘤になる原因の一つとして生活習慣病が挙げられます。生活習慣病といえば、肥満や脂質異常症などがありますが、どちらも下肢静脈瘤を併発しやすい状態です。

肥満になると、足の付け根が圧迫されて弁が壊れ、血液が逆流して下肢静脈瘤になってしまうことがあります。一方で、脂質異常症もコレステロールや脂質などが血液中に出ることで血液の流れが悪くなり、下肢静脈瘤を引き起こす可能性があるのです。

これらの生活習慣病を予防するには、しょうがのような抗酸化作用を持つ食べ物をとることが効果的だといわれています。

しょうがには、ジンゲロール・ショウガオールという成分が含まれています。加熱する前はジンゲロール、加熱後はショウガオールと成分が変わりますが、どちらも強い抗酸化作用を持っています。血管を拡張して血流を改善する作用により、下肢静脈瘤の症状を緩和する働きに期待ができるでしょう。

むくみの解消

むくみも下肢静脈瘤を引き起こす原因の一つになります。

むくみは体内に溜まってしまった余分な水分が原因です。デスクワークなど運動不足で代謝が低い状態では水分がうまく排泄されません。

ショウガに含まれるジンゲロールとショウガオールは、体の血行を良くして代謝を上げてくれるのでむくみ解消に効果的です。

また食物繊維も豊富なので下肢静脈瘤の原因となる肥満の解消にもなります。

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下肢静脈瘤に効果的なしょうがを使ったレシピ

ブリ生姜大根

鍋にお湯を沸かし、ブリの切り身をくぐらせて臭みをとります。大根をくし切りにします。

新しい鍋に醤油・みりん大さじ2、砂糖大さじ1、顆粒だし小さじ1、すりおろし生姜2~4かけをお好みで入れて沸騰させます。

沸騰したらブリと大根を入れ落し蓋をして20分ほど煮ます。煮汁が1/3程になり具材に味が染み込んだら完成です。

キュウリとワカメと生姜の酢の物

キュウリは薄く輪切りにして塩を振ってもみこみます。しょうがは千切りにします。

ワカメはサッとゆでて食べやすい大きさに切ります。塩を揉み込んだキュウリをサッと水で洗い、水気をとってワカメと生姜と合わせます。

ごま・酢大さじ1、みりん・醤油大さじ1/2を具材と混ぜてパックに入れて冷蔵庫で冷やします。よく冷えて具材に味が染み込んだら出来上がりです。

生姜の効いたオニオンスープ

たまねぎを薄くスライスして鍋にバターを入れて透明感が出てくるまで炒めます。

たっぷりの水と固形コンソメと生姜パウダーをお好みで加えます。沸騰したら塩コショウで味を整えます。

器に注ぎ、周りに散らしたらオニオンスープの出来上がりです。

お好みでじゃがいもやコーン、にんじんなどの具材を加えても良いでしょう。

下肢静脈瘤に効果的なしょうがを上手に摂取するには

しょうがは薬味として肉や魚と一緒に食べたり、紅生姜として食べるのが一般的ですが、薬味としてだけでなくジンジャーティーやシロップとしても美味しく摂取できます。

また、生のしょうがには肉を柔らかくする効果があり、豚の生姜焼きはまさにしょうがの特徴を活かした料理といえるでしょう。

7月下旬から8月にかけて出回る新しょうがは、通常のしょうがよりも柔らかく辛味も弱いので、さっと茹でて甘酢につけた酢取り生姜にするのもおすすめ。

葉つきしょうがは生のまま味噌をつけて食べたり揚げてもおいしく食べられます。

むくみだけでなく手足の冷えが気になる方にも積極的に食べてほしい食材です。

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