不安をなくそう!下肢静脈瘤のやさしい解説まとめ

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ブドウ

私たちにとって身近なフルーツであるブドウ。何気なく口にしている人も多いと思いますが、実は下肢静脈瘤への効果が期待できる、身体にとって大切な成分が含まれているのをご存じでしょうか。ここではブドウの成分と効果について解説しています。

下肢静脈瘤に効果的なブドウとは

世界で栽培されているブドウは大きく分けると2種類。ひとつは中近東が原産のヨーロッパで栽培されているヨーロッパブドウで、房ごと販売されているブドウの多くがこれにあたります。もうひとつは北アメリカを原産とするアメリカブドウで、ヨーロッパブドウよりも寒さに強い品種です。このほか野生種も多く、例えば日本で自生している「ヤマブドウ」がよく知られています。

ブドウの代表的な健康成分はポリフェノール。ブドウの鮮やかな赤紫色の色素のもとになる物質がポリフェノールに含まれています。果実はもちろん葉にもポリフェノールや有機酸が豊富だとされ、ヨーロッパのワイン農家では古くから健康茶として親しまれていたそうです。

下肢静脈瘤に効果的なブドウの働き

ポリフェノールの最大の特徴は何といっても強い抗酸化力。コレステロールの酸化を防ぎ血液をサラサラにする作用が期待できます。動脈硬化の予防と血行改善をもたらすことで下肢静脈瘤の予防にも効果的です。

「高脂肪食のフランス人が心臓病になりにくいのはなぜか」という研究をきっかけに、赤ワインに含まれるポリフェノールの作用が有名になりました。ワインのポリフェノールは原料であるブドウから移行しています。またポリフェノールの成分のひとつであるアントシアニンは眼精疲労を和らげる効果があると考えられており、さらに色素のもとであるプロアントシアニジンには美白効果、果実に含まれるペンタペプチドには認知症の予防効果があるとされるなど、ブドウは非常に多くの健康成分を含んでいると注目の食べ物です。

ブドウを使ったレシピ

ブドウのコンポート

湯を沸かしてブドウを入れ冷水にとり、ひとつずつ手で皮をむきます。

抜いた皮と水、砂糖を入れ火にかけます。沸騰したらザルにあげてこします。

こしたブドウの皮の煮汁にブドウの実とレモン汁を加えて火にかけます。

煮立ったらアクをすくい、弱火にして10分煮ます。

火を止めて粗熱が取れたら、保存瓶に入れ冷蔵庫で冷やして完成です。

そのままでも、アイスクリームに添えても美味しくいただけます。炭酸水で割れば、果肉入りブドウスカッシュのできあがりです。

トマトとブドウのパスタ(2人分)

ミニトマトを1/4にカットします。

にんにくをみじん切りにし、バジルをちぎっておきます。

パスタを茹でます。

フライパンにオリーブオイル、ミニトマト、にんにく、バジルを入れて炒めます。

火を止め、茹で上がったパスタとブドウ、ツナ缶を混ぜ合わせ、塩こしょうで味を調えたら完成です。

ブドウの甘さとトマトの酸味がマッチして絶妙な味わい。冷製もおすすめです。

下肢静脈瘤に効果的なブドウを上手に摂取するには

ブドウは果糖を多く含むため食べ過ぎないように注意しましょう。ブドウに限らず果物はデザートとして食後に口にするイメージがありますが、食前もしくは食間に食べるほうが栄養素をしっかり吸収できるのでおすすめです。

またポリフェノールを多く含むからといってワインを飲みすぎるのも考え物。アルコールですので1日グラス2杯程度にとどめておきましょう。そのほか食後に一息つ生きたい時に、ブドウの葉のハーブティーも試してみてはいかがでしょう。ほのかなブドウの風味が漂いコクのある美味しさで、食事をすっきりと終えられそうですね。下肢静脈瘤や生活習慣病が気になる人は日常的に飲む習慣をつけてみてはいかがでしょうか。

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