不安をなくそう!下肢静脈瘤のやさしい解説まとめ

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西洋サンザシ

毛細血管を広げてむくみ、冷え性改善!小さな実に栄養がつまった美容フルーツが、「西洋サンザシ」です。

下肢静脈瘤に効果的な西洋サンザシとは

西洋サンザシはバラ科の落葉樹で、洋名はメイフラワーもしくはホーソン、漢字で書くと西洋山査子となります。

高さが4~8mまで成長する上、暑さ寒さに強くとても丈夫なので、ヨーロッパでは生垣などの園芸種や街路樹としても多く栽培されています。

中国やヨーロッパ原産のサンザシにはビタミン・ミネラル・食物繊維などがバランスよく含まれており、古くから血行促進や消化吸収を助ける漢方として利用されてきました。

下肢静脈瘤に有効な成分としては、高い抗酸化力を持つ「サポニン」や「カテキン」、むくみ改善に有効な食物繊維が豊富に含まれています。

葉・花・果実にはフラボノイドや精油成分が含まれており、生薬として化粧品や健康食品に使われたり、果実酒の原料としても用いられるのが特徴。

また、ヨーロッパでは「心臓のハーブ」とも呼ばれ、民間療法では心臓の病気に良いとされています。その他にも、消化器系・腎臓などの病気、下痢、食欲不振などの改善にも用いられています。

下肢静脈瘤に効果的な西洋サンザシの働き

西洋サンザシは古くから医薬品として広く用いられており、高血圧やコレステロール値異常、脂質異常、狭心症、血栓など、動脈硬化につながるリスクの軽減や血行の改善に効果があるとされています。血液の流れに効果をもたらすことから「心臓のハーブ」と呼ばれているのもうなずけますね。もちろんこうした効果は下肢静脈瘤の予防にも期待できると考えられるでしょう。

注目の成分はポリフェノールの一種であるケルセチン。活性酸素から体を守る作用や抗炎症作用など、身体の健康維持に役立つ働きが報告されています。西洋サンザシは利尿作用があるサポニンも多く含み、体内の余分な水分が排出されることでむくみにもアプローチできるとか。ケルセチンと同じく、活性酸素の働きを抑える力を持つカテキンも含んでおり、血管のダメージ原因を減らせる効果が望めるでしょう。

さらに西洋サンザシは食物繊維や消化酵素も豊富。腸内環境を整えるのに役立ちます。下肢静脈瘤だけではなく、健康面、美容面においても様々な効果が期待できそうですね。

これらの成分による作用は、便秘や疲労回復、冷え性などにも効果があると考えられています。豊富に含まれるミネラルやアミノ酸が料理を美味しくするともいわれ、医食同源を掲げる薬膳料理にも重宝されてきた西洋サンザシ。実に幅広い健康効果を持つフルーツだといえそうです。

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下肢静脈瘤に効果的な西洋サンザシを使ったレシピ

サンザシの中華風デザート

サンザシは洗って包丁で切れ目を入れて、手で回すようにして半分にします(アボカドと同じ要領で)種は取り除きます。

リンゴや梨、オレンジなど旬のフルーツを一口サイズに乱切りにします。鍋に水、サンザシ、フルーツを入れて中火にかけます。

沸いたら氷砂糖を入れ、弱火にして30~40分煮れば完成です。冷蔵庫で冷やしてお召し上がりください。(水1Lに対して、氷砂糖30g)

サンザシの豆腐デザート

絹ごし豆腐を半分に切ります。たっぷりの水と一緒に鍋に入れ豆腐が温まったら器に取り出して下さい。

小鍋に砂糖大さじ4、水大さじ6、クコの実6粒、ドライサンザシ2~3本、ミントの葉を適量入れて溶かします。クコの実は柔らかくなったら取り出して細かく切ってください。

こしあん大さじ5、練り黒ゴマ小さじ1でタレを作り、小鍋のシロップと合わせます。温めておいた絹ごし豆腐にかければ完成です。

リンゴのサンザシ酒煮

林檎は種をとり、6~8等分に切ります。鍋にサンザシ酒を入れて煮たたせます。

林檎を重ならないように並べて、レモン汁小さじ1、三温糖大さじ2を振ります。

キッチンペーパーで落し蓋をし、リンゴが柔らかくなったら火を止めて冷ませば完成です。

下肢静脈瘤に効果的な西洋サンザシを上手に摂取するには

西洋サンザシには特に副作用などはありませんが、サプリメントを摂取する場合、稀にめまいや吐き気、頭痛などを引き起こすことがあるほか、就眠前に摂ると眠りにくくなるといった報告もあるようです。

サプリメントは成分を凝縮していますので、過剰摂取は危険です。特に妊娠・授乳中の方は、お医者さんに相談してから使用してください。

果実としての西洋サンザシは一般入手困難ですが、サプリメントや濃縮エキス飲料もあります。むくみが気になる方はそれらをうまく活用しましょう。

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